「アカブの肉球」さんのプラモコンパに10数年ぶりに参加させて頂いた作品。
(評価・競争を目的とした『コンペティション』ではなく交流会なのでこう呼称します)
「スケモ」部門への参加。マクロスも進めてたんですが落としました
先方が公開されたのでコチラでもアップします。
比較的新しい商品ながら、デザインは現行ではなく古いMP37となっています。
カラーリングは東京都交通局、所謂「都バス」です。
カーモデル自体しばらくぶり(このブログにしてからは初めて)なので、
ストレートに丁寧に。とはいえ、モノ自体が小さくて結構苦労しました…
昔作った観光バス(客席50座が全部2枚合わせで別パーツ)よりマシでしたが(
サイズがサイズのため、タイヤも車軸も全部プラです。
精度も良く、組み立て自体はそんなにストレスが無かったです。
難点は、窓の面積が大きいので最後に貼り合わせるまでボディに剛性が無い程度。
塗装は取説の指示通りに塗ったんですけど、ボディ側の窓枠の黒とか抜けてるし……
テールランプも違和感を覚えつつも上から赤・無色・橙x2になってますが、やっぱ違うような……ウィンカーが2灯の必要ないし、ブレーキ灯どこいった……
雨続きでなかなか進まず、締切があるということで最後ちょっと焦ったのが反省。
完成見本や実車の写真をよく調べれば良かったですね。
小さいキットながら、フロントタイヤの操舵と「ニーリング(乗客が乗りやすくするため、停留所などで左側に傾く動き)」が再現できるようになっています。
中ドアは完成後もスライドできる構造になっているのですが、どう考えても動かすと塗装が剥がれそうなので固定しちゃっています。併せて前ドアも、開いた状態のパーツも付属していますが閉じたパーツを接着。
都バスの複雑なカラーリングは、オレンジの部分はデカールが付属しています。これをもとにマスキングテープを切り出す方法もありますが、今回は直線的な緑部分のみ塗り分けて、素直にデカールを使いました。ちょっと緑が透けてるのはご愛嬌。
屋根上の補機類は仕様や事業者によって自分で穴を開けて必要な部品を接着します。
組み上げちゃうとあまり見えない室内の様子もここで供養。
シート座面は500版サフを砂吹きしてちょっと質感出してみたり。
なんにせよデカールが細かくて多くてしんどかったです。いい加減、歳も歳で……ww
数がある分、仕上がりにはなかなかの満足感。
車で他にここまでありそうなのはレーシングカーくらいですし。
さんざん「小さい小さい」言ってきましたが、バス単体の写真だと分かりにくいので、前回のEGガンダムと並べるとこんな感じ。
これでもスケール的にはまだ倍くらい違うので、いかにMSが巨大かが分かります。
久しぶりのカーモデル、ネットイベントのような機会が無ければ新しく買ってまで手を付けなかったと思います。このような場を設けて頂いたことに感謝するとともに、またガンプラ以外もこうして楽しんで作っていきたいですね。
<塗装>(基本的に全てMr.カラー)
ホワイト:グランプリホワイト、グリーン:ルマングリーン、オレンジ:黄橙色
室内グレー:ニュートラルグレー、シャシ部:フラットブラック、マフラー・ホイール:シルバー
窓UV加工:クリアーグリーン+クリアー、フォグ:シルバーの上からクリアーイエロー
ライト類:裏からシルバー・テールはクリアーオレンジとクリアーレッドで塗り分け・
前ウィンカーはクリアーオレンジ、サイドウィンカー:シルバーの上からクリアーオレンジ
前ドア・バンパー・タイヤなど:GXウイノーブラックをフラットベースで半ツヤ程度に調整
シート:GXスージーブルー+GXクールホワイトで調整(優先席のほうが少し明るいです)
デカール貼り付け後に缶のMr.スーパークリアー光沢でコートし、窓枠などつや消し部を塗り分け、
タミヤエナメルでスミ入れなど細部の塗装をしてます。