夏を越えて半年ぶりの更新。SDジャスティスです。
元はと言えば冬休みのネタ用に買ったキットなんですが、合わせ目の処理をしているうちに「1回くらいSDを本腰入れて作ってみるか」なんて思ったのが運の尽き。
まぁ、いい経験にはなりました…w
そしてこの夏は「時間の取れそうな週末に限って雨」というグダグダ具合。
確か最初のサフ吹いたの6月だったような…(;´Д`)
おかげで雨の間にほぼ工作完了までチマチマ進めているのが2個控えているので、年内はそこまでやりきるのを目標に…
主役機たるストライクやフリーダムは飽きるほど組んでますが、そういえば準主役機ってあんまり作ったことなかったな…と思い立ってのキット選定。
デスティニーやプロヴィデンスはHGや1/100をパチ組みした記憶があるものの、たぶんジャスティスのキットは(インフィニットジャスティス含めて)初めてのような。
劇中ではバックパックの分離ギミックを活かしたダイナミックなアクションが印象的で、フリーダムのヒロイックさとはまた違った格好良さがあり、機体デザインとしてはわりと好きな部類です。
やはり僕はSEEDからガンプラに入ってきたクチなので、個人的に「SD」っていったらこの頃のシリーズのバランスがしっくりきます。
BB戦士全盛期世代の、安いんだけどちょい寸詰まりでちんちくりんなデザインでもなく、最近のコンバージみたいなスラッとしたアレンジでもなく。
肉抜き埋めと塗り分けは地獄でしたが、作っていて楽しいキットでした。
肘はポリパーツむき出しですが二重関節になっていて結構動きます。
膝が動かない以外、ほぼHGに準じた贅沢な使い方になっているのもこの頃の特徴。
また、ディテールはTVシリーズの1/100がベースになっています。
SDといえど、しっかり作り込んであげると見栄えしますね。
労力に見合ったレベルかどうかは微妙ですがw
ビームライフルは1パーツで薄いですが、SDだからかそんなに気になりません。
SDなので頭部がデカいのですが、なんとフォルティス基部を差し替えで広げるという荒業で処理することでファトゥム-00の展開も再現。(とはいえアンテナはどうしようもないので、起こす際はいったん頭部を外します)
リアル等身とは異なりフォルティスが肩アーマー部に被さるような位置関係になるのですが、こういうちゃんとプレイバリューを広げるアレンジには感心ですね。
なお、さすがにビームサーベルは抜けません。武器としての付属もないです。
ビームブーメランも(放映当時のキット全般そうですが)再現なし。
ファトゥムはしっかりボリュームもあり、ディテールの密度もなかなか。
ウィングのシャープさ、ジャスティスを乗せたときのサイズ感もいい感じです。
フォルクリスの部分に空いている穴が、背負った状態で起こす際にフォルティスを差し替える穴です。これフォルクリス撃てなくなるじゃないか
ダクト内の合わせ目処理は諦めてスリットプラ板を貼り込んでます。
抜きの都合でケルフスが銃身ほぼ無いですが、そのまま開口するだけにしました。
それにしても、せっかくなので「オトナが真面目にSD作ったら面白いんじゃ?」なんて思ってキッチリ作り込んでみましたが、もうしばらくSDはいいですね…
パテ削りながらプロライターすげぇな…って100回くらい思いました。
たぶん二度とやりません((
<塗装>SDというサイズ感とキャラ性を考えてベタ塗り。(全てMr.カラー)
ピンク:GXクールホワイト+モンザレッド
ホワイト:GXクールホワイト
イエロー:イエロー+GXクールホワイト+レッド
ブラウン:マホガニー+ブラック
グレー:ニュートラルグレー+ブラック
パープル:パープル+レッド+ブラック
各塗装色に合わせてタミヤエナメルのブラック、ジャーマングレイ、レッドブラウンでスミ入れ後、Mr.スーパークリアーツヤ消しでコート。
額とトサカの青いセンサー、ツインアイはツヤ消し後に付属のホイルシールを使用。
ツインアイは黒部分は塗装で、グリーンの部分のみ切り抜いて使ってます。
<主な加工ポイント>
頭部は合わせ目を消すため、頬当てを段差で切り離して後ハメ化。
アンテナとトサカの裏はパテで肉抜きを埋めています。
肩アーマーはプラ版を貼り足して接続方法を変更。
バッセルは肉抜きを埋めてそれっぽくディテールを彫り、ピンを切り飛ばして後ハメ化しています。
手首は肉抜きを埋め、挟み込みの軸を市販のボールジョイントによる接続に変更。
足も肉抜きを埋めてソレナリに彫り込み。無理に対称再現はしてません。
足裏はパテ埋め後、プラ板で超テキトーにディテール再現。
写真にないですが、腰サイドの丸モールドは合わせ目を消すのが大変そうだったので、
削り落として処理したあとに市販パーツで再現しています。