暑い夏でした。
うちはクーラーのある部屋では塗装作業ができないので、加工はサクサク進んだのですが、塗装は昼間は熱中症覚悟の苦行、日が傾けば湿度(カブり)との戦い……
2ヶ月ぶりの完成品はHGUCシュツルム・ディアスです。
ベースとなるリック・ディアスは20年前、シリーズ10番目のキット。
シュツルム・ディアスとしても11年前の商品です。
これ、記憶が確かなら10年前の仙台ボークスの福袋に入っていたもの。
5年くらい前に実家を片付けたときに未開封で発見し、自宅に持ち帰って2年くらい寝かせ、接着と後ハメ加工まで済ませてからさらに3年、ようやく完成。
珍しく、正しく「積み消化」になりましたw
そんな経緯で手元に来たモノなもので、欲しくて買ったキットではなく、ぶっちゃけZZってあんまり詳しくないんです(汗
とはいえ元々ドム系全般が好きなので、赤い機体はやっぱりカッコイイナーなどと思いつつ、正統派に組んで表面処理でひとひねり。
レッドとブラウンの装甲部分は320番のペーパーで全面処理し、その際にあえてすべてのエッジを丸め、クレオスの500番サフを遠目に噴いて粗くして簡易的な「鋳造表現」にしました。
質感や素材の違いを出すべく、フレームや武器は600番までで仕上げてます。
バルカンファランクスの先端はドリルで開口。頭部カバーは指揮官機用です。
モノアイやサーベルの刃がちゃんとクリアーパーツなのは嬉しいところ。
「なんちゃって鋳造表現」、わりとそれっぽい仕上がりになって個人的には満足してるのですが、まるでホンモノの鋳肌のように、ささくれるように引っかかるという欠点が。
写真で結構ホコリが付着しちゃってますが、塗装時に巻き込んで塗膜に噛み込んでいるのではなく、完成後に付いたものが表面のガサガサに引っかかっているもので、エア吹いたりハケで払ったりした程度では取れない、というオチです。
キレイに仕上げるにはなかなか奥が深そうです。
比較的ボリュームのある機体のため、1/144ながら人差し指だけですが可動します。
造形はされてないですが、トリモチランチャーの発射体勢を再現可能です。
ビーム・ピストルは塗装見本ではブラウン色に見えたので装甲と同じ色で塗装。
クレイ・バズーカともども、ちゃんと背部にマウントできます。
携行武器は合わせ目を消したのみで、特に加工はしていません。
<塗装>(特に断りがなければMr.カラーです)
レッド部:サフの上から下記バズーカ用色をシャドウとして吹き、
マルーンにブラック・モンザレッドを混ぜたものでオーバーコート
ブラウン部:マホガニー+ブラック
フレーム部:GXメタルブラック+ニュートラルグレー+モンザレッド少量
バズーカ:ブラウン用にブラック・GXメタルブラックを追加して黒くしたもの
バーニア:GXメタルブラック
上記塗装後、クレイ・バズーカはタミヤエナメルのジャーマングレイでスミ入れ、他の部位はタミヤエナメルのブラック+ブラウンでウォッシングし、Mr.スーパークリアー(つや消し)でコート。
モノアイパーツは裏面をタミヤアクリル・フラットアルミで塗装して取り付け。
いつものごとく下にAmazonアフィリエイトのリンク貼ってますが、しばらく再販かかっていないのかだいぶ高騰してますね。
組まずに手放したほうが良かったか
なんかこう、僕が学生の頃って「ガチの旧キット以外(HGやMG)は数件回れば常にどれでも手に入る」みたいな印象だったんですが、今となってはラインナップ総数で倍以上だものなぁ。。。
ふと組みたくなったキットを検索してみたらフリマやマケプレのプレ値ページばかり引っかかります。
年取ったなぁ……