半年以上空けてしまいました。
言い訳するとクルマ乗り換えてそっちにかまけてたっていう
それはさておき。
祝・ゾイド復活!
アニメ・コミックも同時開始。最高です。
リバセン、ゾリジナル、MSS、MP、とオトナ向けが鳴かず飛ばずを繰り返してきて辿り着いた「子供向けの玩具」に立ち返った姿。切られた「オトナ」側は賛否両論なようですが、店頭やネットが盛り上がってる光景は素直に嬉しいです。
僕の最初の改造・塗装プラモはコンテスト用のジェノザウラーでした。すっかりガンプラのほうが弾数が多いのですが、永遠に僕の趣味の原点です。
ということで、完全に乗り遅れた感もありますが、僕も早速買ってきて組んでみました。
まずは手軽にゼンマイ組ふたつ、今回は「ZW03カブター」です。
ゾイドワイルドシリーズ全体の特徴として、ランナーレスでストレスフリーな組み立てとなっています。
最初からバラバラになっている各パーツは特徴的な形状になるよう考えられており、「発掘」の要領でそれぞれのパーツを仕分けしてから「復元」するという工程が楽しめます。
ゲート跡もそれなりに処理されているので、細かいことを気にしなければスグ塗ってハイ、ドン!と完成するのが楽しいのなんの。
実際、この子たちも実質の作業時間は丸1日程度です。
通常状態を前後から。
僕は持ってなかったので実はよく知らないのですが、基本的にはダブルソーダやサイカーチスと同様の機構らしいです。
装甲部をキットよりやや濃いめのメタリックブルー、フレームを黒鉄色、ギガントホーンをシルバーで仕上げました。ライダーはパッケージを参考にそれっぽく。目とキャップはそのまま。
今回は1/35スケールとなっていて、完成後のサイズ感は1/72のゾイドと同等なのですが、ライダー(パイロットフィギュア)が大きいのが特徴。
明確に各キャラが搭乗するアニメと並行して商品展開されていますが、キット付属のライダーは全て黒子のような格好で統一されています。
弄る余地があって妄想は広がる…のですが、クリアー成型のため、切った盛ったの加工は非常に大変そうです…いずれチャレンジしたいですね。
ゾイドワイルドシリーズのもうひとつの特徴、「本能解放(ワイルドブラスト)」。
本能覚醒じゃないよ。野生解放でもないよ。すっごーい!
ゾイドとライダーが究極の絆を結んだときに発動する特殊能力。
装甲や武器が大きく展開することで、迫力のある形態に変化します。
カブターの本能解放は、胸角が伸びて展開し「ギガントホーン」となり、技名は「メリケンストライク」。
本体の背面にゼンマイで連動するカムフォロワが付いており、歩行時は連動して上下します。
格好いいのですが、歩行時にライダーの搭乗席が一緒に動くのはちょっと笑える(
通常形態では日本のカブトムシのような雰囲気だったのが、胸角が伸びることでヘラクレスオオカブトなどの海外種のような姿になるのは面白いですね。
なお、頭角は歩行に連動して上下し、ギガントホーンの展開とウィングの開閉は手動です。
手軽に仕上げるもよし、凝ろうと思えば徹底的に凝れる懐の深さと、自走ギミックの面白さ、金額以上の満足感こそゾイド。
組んでみると分かるのですが、パーツ割りや機構、ゴムキャップ留めの構造、さらに随所に旧世代のゾイドを思わせるモールドが散りばめられていて、往年のファンもニヤリとすること間違いなし。
旧ゾイドが好きだった人も、ゾイドなんて知らない!って人も、プラモ初心者の人も、まず手にとってほしい商品です。おすすめ!